セッション情報 | ポスターセッション(消化器病学会)大腸(クローン病)1 |
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タイトル | 消P-501:クローン病治療におけるインフリキシマブ血中濃度とCRPの関係 |
演者 | 吉松 安嗣(東邦大医療センター佐倉病院・内科) |
共同演者 | 菊地 秀昌(東邦大医療センター佐倉病院・内科), 岩佐 亮太(東邦大医療センター佐倉病院・内科), 古川 竜一(東邦大医療センター佐倉病院・内科), 山田 哲弘(東邦大医療センター佐倉病院・内科), 曽野 浩治(東邦大医療センター佐倉病院・内科), 長村 愛作(東邦大医療センター佐倉病院・内科), 中村 健太郎(東邦大医療センター佐倉病院・内科), 青木 博(東邦大医療センター佐倉病院・内科), 高田 伸夫(東邦大医療センター佐倉病院・内科), 鈴木 康夫(東邦大医療センター佐倉病院・内科) |
抄録 | (目的)インフリキシマブ(IFX)維持療法中2次無効に陥ったクローン病患者のIFX血中濃度測定とその効果判定につき検討する。(方法)当院におけるクローン病IFX継続治療中2次無効患者で期間短縮と倍量投与を同時に施行した場合でIFX血中濃度を測定できた24例(平均年齢32.5歳、男性:女性=15:9)につき、その臨床的背景、Crohn’s disease activity index(CDAI)、CRPを検討した。(成績)有効なIFX血中濃度(trough)のカットオフを11μg/ml以上と設定したところ、寛解維持とIFX血中濃度に強い相関が認められた。またそのほかの相関の認められた因子として、IFX血中濃度とCRPが挙げられ、比較的強い負の相関が認められた(r=-0.367、p=0.001)。(結論)IFX治療の適正化にはIFX血中濃度の測定を行うとともに、CRPが有用な指標であることが示唆された。 |
索引用語 | クローン病, インフリキシマブ |