セッション情報 ポスターセッション(消化器病学会)

大腸(その他)4

タイトル 消P-647:

当院で経験した腸管子宮内膜症の検討

演者 道上 篤(札幌厚生病院)
共同演者 西岡 均(札幌厚生病院), 黒河 聖(札幌厚生病院), 乙黒 雄平(札幌厚生病院), 鈴木 肇(札幌厚生病院), 寺門 洋平(札幌厚生病院), 山下 真幸(札幌厚生病院), 田中 浩紀(札幌厚生病院), 萩原 武(札幌厚生病院), 小澤 広(札幌厚生病院), 前田 聡(札幌厚生病院), 本谷 聡(札幌厚生病院), 今村 哲理(札幌厚生病院)
抄録 子宮内膜症は子宮内膜組織が異所性に増殖する疾患で、なかでも腸管内に子宮内膜組織が増殖する腸管子宮内膜症は比較的まれであるとされている。今回我々は、平成10年から現在までに当院で経験した腸管子宮内膜症8例に関して検討した。年齢は30歳から53歳までで平均年齢は42.4歳であった。臨床症状は6例で血便を認め、4例で腹痛、3例で排便異常を認めた。全例に大腸内視鏡検査と注腸検査が施行され、病変部位は8例中7例が直腸に、1例がS状結腸に認めた。偏側性の狭窄が6例、全周性の狭窄が2例であった。注腸造影検査では立ち上がりのなだらかな粘膜下腫瘍様の陰影欠損、顆粒状変化、収束像が特徴的な所見であった。生検が施行された7症例中5例で、びらんや発赤を伴う小結節から診断が可能であった。治療は6例でホルモン療法が施行され、うち1例でその後手術が施行された。当院で経験した腸管子宮内膜症8症例に関して臨床症状、形態、治療法に関して本邦報告例の検討と合わせて報告する。
索引用語 腸管子宮内膜症, 診断