セッション情報 | ポスターセッション(消化器病学会)その他7 |
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タイトル | 消P-691:当科にて経験した膵・消化管神経内分泌癌5例の検討 |
演者 | 原口 大(宮崎大・循環体液制御学) |
共同演者 | 稲津 東彦(宮崎大・循環体液制御学), 中島 孝治(宮崎大・循環体液制御学), 芦塚 伸也(宮崎大・循環体液制御学), 松本 英丈(宮崎大・循環体液制御学), 星子 新理(宮崎大・循環体液制御学), 三木 吾郎(宮崎大・循環体液制御学), 三宮 一朗(宮崎大・循環体液制御学), 彦坂 ともみ(宮崎大・循環体液制御学), 片山 陽平(宮崎大・循環体液制御学), 北村 和雄(宮崎大・循環体液制御学) |
抄録 | 膵・消化管神経内分泌癌は予後不良な疾患であり、稀な疾患である故に、その治療法は確立されていない。今回、我々は当科において経験した膵・消化管神経内分泌癌の5症例を検討した。症例の性別はいずれも男性で、診断時の年齢中央値は75歳(59歳-79歳)であった。原発巣は食道1例、胃2例、小腸1例、膵臓1例であり、食道の1例はstageIIIであったが、他4例はstageIVであった。治療は、小腸1例に対して消化管出血に対するコントロールのために手術療法を選択し、その他の4症例にはいずれも全身化学療法を選択した。全身化学療法はCPT-11+CDDPを食道の1例、胃の2例に、VP-16+CDDPを膵臓の1例に施行した。全身化学療法施行の4例ではPRを食道の1例に、SDを膵臓の1例に、PDを胃の2例に認めた。食道の1例には2次、3次治療にweekly PTX、triweekly DTXを施行したが、その他の3例では2次治療以降は未施行であった。本抄録提出時に、5症例は全て死亡しており、生存期間中央値は132日(22日-581日)であった。それぞれの疾患の画像、臨床経過を提示し、若干の文献的考察を加えて症例報告する。 |
索引用語 | 神経内分泌癌, 化学療法 |