セッション情報 | 一般演題 |
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タイトル | 251:直腸(RS)癌術後1年4ヵ月後に切除したMesenteric-Desmoidの1例 |
演者 | 原 博文(内藤病院) |
共同演者 | 内藤 壽則(内藤病院), 林田 繁(内藤病院), 西村 光弘(内藤病院), 石橋 憲吾(内藤病院), 大堂 雅代(内藤病院), 住吉 慶明(内藤病院), 江里口 直文(内藤病院) |
抄録 | 57歳男性。血便、貧血にて精査したところRS癌と診断。低位前方切除を行った。Por、ss、ly2、v1、n1(+)Stage3aであった。その後経過は良好であったが1年4ヵ月後エコー、CTにて左下腹部に5cm大の腫瘤を認めた。吻合部、結腸は異常なく、左水腎症となっていた。左尿管にステントを入れ再発の診断のもとに手術を行った。腫瘤は手拳大で小腸間膜の後方で後腹膜より発生しているようで小腸を含めて切除した。腫瘤は充実性で白色、異型に乏しい紡錘型細胞が増殖しておりMesenteric-Desmoidと診断した。免疫温熱化学療法を17回行い初回手術から3年7ヶ月再発もなく生存している。 |
索引用語 | desmoid, 腸間膜 |