セッション情報 | 一般演題 |
---|---|
タイトル | 195:食道原発悪性リンパ腫の1例 |
演者 | 塩澤 純一(佐世保総合病院 内科) |
共同演者 | 高森 謙一(佐世保総合病院 内科), 谷岡 一(佐世保総合病院 内科), 原口 増穂(佐世保総合病院 内科), 原 伸介(佐世保総合病院 外科), 岩崎 啓介(佐世保総合病院 病理), 磯本 一(長崎大学医学部 第二内科), 水田 陽平(長崎大学医学部 第二内科), 村瀬 邦彦(長崎大学医学部 第二内科), 河野 茂(長崎大学医学部 第二内科), 村田 育夫(長崎大学大学院 薬物治療学) |
抄録 | 【症例】症例は50歳男性。平成13年9月より嚥下障害出現、近医にて上部内視鏡検査施行し食道腫瘍を指摘され当院紹介となる。腫瘍は胸部中部食道より巨大皺壁様所見を形成し胃噴門に達していた。腫瘍は柔らかく食道では表面は正常上皮に覆われていた。胃噴門部後壁側に球形隆起として突出し、この部では表面がびらん化しており生検を試みたが確定診断には至らなかった。食道粘膜下腫瘍の診断で平成13年11月20日、食道全摘術施行した。組織学的には食道粘膜固有層から下層を主座に中型から小型の異型リンパ球のびまん性の増生を認め悪性リンパ腫の診断であった。【まとめ】食道原発悪性リンパ腫は消化管悪性リンパ腫の1%以下で極めてまれであり若干の文献的考察を加え報告する。 |
索引用語 | 悪性リンパ腫, 食道 |