セッション情報 | 一般演題 |
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タイトル | 147:診断が困難であった直腸動静脈奇形の一例 |
演者 | 政次 俊宏(北九州市立医療センター) |
共同演者 | 西原 一善(北九州市立医療センター), 中原 昌作(北九州市立医療センター), 光山 昌珠(北九州市立医療センター) |
抄録 | 症例は69歳男性。大量下血あり、ショック状態を呈し近医へ搬送された。輸血を受け当科紹介。直腸診にて肛門縁より約6cm、前壁から右側壁にかけて中心部に陥凹を伴う腫瘤を触知した。大腸ファイバーにて下部直腸右壁に2cm大の中心に潰瘍を伴った表面平滑な隆起性病変を認めた。超音波内視鏡では低エコー領域として描出され第4層との連続および深部にやや太い血管を認めた。生検の結果は炎症性変化のみであった。診断的治療として経肛門的直腸腫瘍切除を施行した。病理組織学検査の結果、直腸動静脈奇形であった。 |
索引用語 | 直腸動静脈奇形, 経肛門的直腸腫瘍切除 |