セッション情報 | 一般演題 |
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タイトル | 134:直腸カルチノイド腫瘍に早期直腸癌を合併した1例 |
演者 | 吉永 繁高(麻生飯塚病院 消化器内科) |
共同演者 | 赤星 和也(麻生飯塚病院 消化器内科), 久保川 賢(麻生飯塚病院 消化器内科), 松坂 浩史(麻生飯塚病院 消化器内科), 隅田 頼信(麻生飯塚病院 消化器内科), 近藤 信夫(麻生飯塚病院 消化器内科), 近藤 淳(麻生飯塚病院 消化器内科), 秋穂 裕唯(麻生飯塚病院 消化器内科), 副島 昭(麻生飯塚病院 消化器内科), 藤丸 竜哉(麻生飯塚病院 消化器内科), 本迫 郷宏(麻生飯塚病院 消化器内科), 大屋 正文(麻生飯塚病院 病理部), 中西 和夫(麻生飯塚病院 病理部) |
抄録 | 症例は53歳、男性。家族歴として母親が胃癌にて死亡。生活歴として1日20本の喫煙歴がある。既往歴に特記事項は認めなかった。平成14年7月血便があり当科受診、S状結腸内視鏡検査にてRb左側壁に径20mm大の0-Isp typeのポリープを認めた。またそのやや肛門側、Rb前壁に径10mm大の黄色調のIs typeの立ち上がりを有する粘膜下腫瘍を認めた。組織生検にてポリープはadenoma、粘膜下腫瘍はcarcinoidと診断。超音波内視鏡上ポリープは深達度m、carcinoidは深達度smでリンパ節腫大は認めなかった。以上より内視鏡的粘膜切除術にて根治可能な病変と判断し、内視鏡的粘膜切除術を施行した。組織学的にポリープはcarcinoma in adenoma、深達度m、脈管侵襲(-)、carcinoidは深達度sm、脈管侵襲(-)であった。 |
索引用語 | カルチノイド, 早期大腸癌 |