セッション情報 | 一般演題 |
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タイトル | 149:盲腸憩室穿通の一例 |
演者 | 後藤 祐大(多久市立病院) |
共同演者 | 林 大三(多久市立病院), 薬師寺 浩之(多久市立病院), 原田 貞美(多久市立病院) |
抄録 | 症例は44歳男性。平成13年12月23日、右側腹部痛を主訴に当院受診。翌日、急性虫垂炎と診断し虫垂切除術施行した。虫垂には軽度の発赤を認めた。切除後、経過良好であったが、平成14年1月11日頃より右下腹部痛、白血球増多を認めたため大腸内視鏡検査、注腸造影を施行。大腸内視鏡検査にて盲腸に憩室多数存在し、バウヒン弁は発赤、腫脹していた。注腸造影にても多発性盲腸憩室と上行結腸の短縮が認められた。盲腸憩室炎と診断し、抗生剤投与にて経過観察し症状一旦軽快したが、抗生剤投与中止すると再燃したため、平成14年1月18日、右結腸切除術施行。回盲部内側の憩室が穿通し、腸間膜内に膿瘍が形成しているのが認められた。 今回我々は、盲腸憩室穿通の1例を経験したので報告する。 |
索引用語 | 盲腸憩室, 憩室炎 |