セッション情報 | 一般演題 |
---|---|
タイトル | 128:検診の便潜血反応にて発見された活動性大腸結核の2例 |
演者 | 安座間 真也(佐賀県立病院好生館 放射線科) |
共同演者 | 下田 悠一郎(佐賀県立病院好生館 放射線科), 梶原 哲郎(佐賀県立病院好生館 放射線科), 鳥井 芳邦(佐賀県立病院好生館 放射線科), 宮本 祐一(佐賀県立病院好生館 内科), 入江 康司(佐賀県立病院好生館 病理), 高瀬 ゆかり(佐賀県立病院好生館 病理) |
抄録 | 大腸癌集検などにおける便潜血反応は、無症状の大腸癌を早期に発見することが主目的であるが、便潜血反応が陽性を呈する他の疾患も多く発見されている。大腸癌集検の二次検査(精密検査)などでは、時に右側結腸から回盲部に特徴的な変形や多発潰瘍瘢痕、萎縮帯などを呈する陳旧性の腸結核に遭遇することはあるが、活動性腸結核は極めて稀である。今回我々は、佐賀市の住民検診及び当院の人間ドッグで便潜血反応陽性をきたした群から、無症状の活動性腸結核を2例経験したので、その発見時と治療経過のX線・内視鏡所見を供覧すると共に、若干の考察を加え報告する。 |
索引用語 | 便潜血反応, 活動性腸結核 |