セッション情報 一般演題

タイトル 25:

多数回の内視鏡治療後に残胃全摘術を行った異時性多発胃癌の1例

演者 鈴木 宏往(北九州市立 若松病院 外科)
共同演者 山崎 徹(北九州市立 若松病院 外科), 佐藤 裕(北九州市立 若松病院 外科), 岸川 英樹(北九州市立 若松病院 外科), 平川 雅彦(北九州市立 若松病院 消化器内科)
抄録 症例は75歳男性。96年に早期胃癌に対し、当科にて分節手術を施行。以後02年2月に至るまで、残胃内に早期癌を5度指摘され、その都度当院内科にてEMR施行していた(98年1月・99年6月・99年12月・01年6月・02年2月)。02年3月に胃体上部小彎に隆起性病変を認め、残胃全摘となった(なお、本症例は初回手術後のHP除菌の不成功例であった)。以上、異時性多発胃癌の症例を経験したので、文献的考察を加えて報告した。
索引用語 胃癌, 異時性多発