セッション情報 一般演題

タイトル 98:

肝尾状葉に発生した肝癌に対して肝動脈バルーン閉塞下ラジオ波焼灼療法を施行した症例

演者 内村 健(健和会大手町病院)
共同演者 河野 重行(健和会大手町病院), 相良 昌秀(健和会大手町病院), 久田 裕史(健和会大手町病院), 谷川 浩一(健和会大手町病院)
抄録 慢性C型肝炎にて近医でフォローアップされていたが肝機能障害とPIVKA-2高値を認め紹介となる。入院時のPIVKA-2値は2232 mAU/mlであった。画像診断と腹部血管造影検査から肝尾状葉に3cm大の原発性肝癌を認めた。腹部血管造影検査にて左肝動脈起始部を5Frのバルーンカテーテルで閉塞しラジオ波焼灼療法を施行した。経過良好で造影CT検査にてRFA後の残存病変を認めなかった。またPIVKA-2値は55mAU/mlまで低下し肝尾状葉に発生した肝癌に対して肝動脈バルーン閉塞下でのラジオ波焼灼療法が有効であった。
索引用語 肝癌, RFA