セッション情報 | 一般演題 |
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タイトル | 40:20歳の若年者早期胃癌の1例 |
演者 | 西島 奈緒美(大分医科大学 第一外科) |
共同演者 | 安田 一弘(大分医科大学 第一外科), 白石 憲男(大分医科大学 第一外科), 安達 洋祐(大分医科大学 第一外科), 北野 正剛(大分医科大学 第一外科), 桑原 亮彦(杉村記念病院) |
抄録 | 20歳以下のまれな若年者胃癌の1例を経験したので報告する.症例は20歳,男性.心窩部痛の精査で胃癌を指摘され,当科紹介となった.既往歴や家族歴に特記事項はない.胃内視鏡検査では食道胃接合部の直下に発赤調の4mm大のIIa病変を認め,生検でGroup V:高分化型腺癌と診断された.内視鏡的治療の適応と判断し,キャップ法による内視鏡的粘膜切除を行った.病理組織診断は高分化型腺癌,IIa型,大きさ5x4mm,深達度m,ly0,v0,切除断端陰性で根治切除であった.切除後の経過は良好である.頻度は少ないが若年者においても胃癌を認めることがあり,若年者の内視鏡検査時も癌の可能性を念頭に置く必要がある. |
索引用語 | 胃癌, 若年者 |