| セッション情報 | ポスターセッション(消化器病学会)胃-H.pylori１ |
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| タイトル | 消P-93：ヘリコバクターピロリ感染の生活習慣病への影響--感染者・非感染者間の比較--(血清アディポネクチンレベルの検討を含めて） |
| 演者 | 安藤 貴志（社会保険京都病院・消化器内科） |
| 共同演者 | 光本 保英（社会保険京都病院・消化器内科）, 今本 栄子（社会保険京都病院・消化器内科）, 加藤 菜穂（社会保険京都病院・消化器内科）, 岡嶋 亮（社会保険京都病院・消化器内科）, 鈴木 俊生（社会保険京都病院・消化器内科）, 川村 春水（社会保険京都病院・消化器内科）, 赤田 渉（社会保険京都病院・放射線科）, 中村 智恵（京都府立医大・消化器内科）, 岸本 悦子（京都府立医大・消化器内科）, 坂本 京子（京都府立医大・消化器内科）, 半田 修（京都府立医大・消化器内科）, 高木 智久（京都府立医大・消化器内科）, 石川 剛（京都府立医大・消化器内科）, 八木 信明（京都府立医大・消化器内科）, 古倉 聡（京都府立医大・消化器内科）, 内藤 裕二（京都府立医大・消化器内科）, 水野 成人（神戸薬科大・医療薬学）, 浅川 秋弘（鹿児島大大学院・行動医学（医療総合科学））, 乾 明夫（鹿児島大大学院・行動医学（医療総合科学）） |
| 抄録 | 【緒言】ピロリー菌（Hp）感染と生活習慣病との関係が徐々に解明されつつある。今回我々はHp非感染者とHp感染者を比較し、生活習慣病の指標としてのアディポネクチンやその他の関連マーカーとの関係について検討した。【対象と方法】胃粘膜培養およびHpIgG抗体にてHp感染陰性と確認されたHp非感染者群（以下、非感染群）49名（年齢50.90±11.99歳、男性25/女性24）と、Hp感染陽性患者49名（年齢50.88±11.99歳、男性25/女性24）（以下、感染群）を対象として、両群間は年齢・性をマッチングさせた。血液検査で、アディポネクチン（total-Ad、HMW-Ad、MMW-Ad、LMW-Ad）を両群間で比較し、HbA1c、HOMA-R 、Total Chol.、LDL、HDL、LDL/HDL、CRP、尿酸についても検討した。BMI、腹囲を測定し、また問診表（Fスケール、GSRS、SF-8）を用いて両群間で比較した。【結果】アディポネクチンは感染群・非感染群の間に、total-Ad、 HMW-Ad、MMW-Ad、LMW-Adの全ての項目で有意な差は認めなかった。その他の関連マーカについても両群間に有意な差は認めなかった。BMIおよび腹囲に関しては 、両群間に有意な差は認めなかった。Fスケール、GSRS、SF8による検討では、両群間に有意な差は認めなかった。【考察】以上の結果より、Hp感染は血清アディポネクチンレベルを含め、生活習慣病には明らかな関連は認められなかった。 |
| 索引用語 | ピロリー菌, 生活習慣病 |