セッション情報 ポスターセッション(消化器病学会)

胃-GIST

タイトル 消P-118:

当院における切除不能/再発GISTに対するimatinibの治療成績

演者 齋藤 聖子(富山大・3内科)
共同演者 板谷 優子(富山大・3内科), 鈴木 庸弘(富山大・3内科), 山脇 秀元(富山大・3内科), 三原 弘(富山大・3内科), 安藤 孝将(富山大・3内科), 藤波 斗(富山大・3内科), 梶浦 新也(富山大・3内科), 西川 潤(富山大・3内科), 細川 歩(富山大・3内科), 杉山 敏郎(富山大・3内科)
抄録 【背景】切除不能/再発GISTはimatinib治療によって、長期生存が期待される。観察期間中央値52ヵ月のB2222試験では、400mg/日投与の病勢コントロール率は82.2%、全生存期間中央値は248週と良好な成績が示された。【目的】当院における切除不能/再発GIST患者のimatinib治療の治療成績を検討した。【方法】2003年4月から2011年3月までにimatinibの投与を受けた切除不能/再発GIST患者20人の診療録をもとに、無増悪生存期間、全生存期間、有害事象(CTCAE Ver. 4.0)を後方視的に検討した。【結果】切除不能/再発GIST患者20人のうち、胃原発が10人、その他が10人であった。遺伝子解析が可能であった11例のうち9例でexon11に遺伝子変異を認めた。全患者の生存期間中央値203週、無増悪期間中央値は163週、PR1例、SD18例、PD1例(RECIST、Choi基準)であった。胃原発GIST患者と胃以外のGIST患者の全生存期間では胃原発GIST患者の方が予後良好である傾向であった。Grade3/4以上の有害事象としては好中球減少、ヘモグロビン減少、クレアチニン値上昇を認めた。Imatinib治療中止理由はPDが4人、肺炎による死亡が1人であった。【結論】安全にimatinibの長期投与が可能であり、胃GIST患者ではその他のGIST患者と比較して予後が良好である傾向があった。有害事象のコントロールによるimatinib長期投与が再発、切除不能GIST患者の長期生存に重要であると考えられた。
索引用語 GIST, imatinib