セッション情報 | 一般演題 |
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タイトル | 151:内視鏡的静脈瘤結紮術にて治療した直腸静脈瘤の一例 |
演者 | 川口 孝二(大分大学 医学部 肝胆膵外科) |
共同演者 | 遠藤 裕一(大分大学 医学部 肝胆膵外科), 岩城 賢太郎(大分大学 医学部 肝胆膵外科), 富永 昌幸(大分大学 医学部 肝胆膵外科), 石尾 哲也(大分大学 医学部 肝胆膵外科), 柴田 浩平(大分大学 医学部 肝胆膵外科), 白水 章夫(大分大学 医学部 肝胆膵外科), 太田 正之(大分大学 医学部 肝胆膵外科), 北野 正剛(大分大学 医学部 肝胆膵外科) |
抄録 | 【はじめに】直腸静脈瘤は、食道・胃静脈瘤に比して頻度は少ないが、大量出血を来たす事が多い。我々は、内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)にて治療した直腸静脈瘤の一例を経験したので報告する。【症例】80歳女性、70歳時に肝硬変と診断、以降経過観察されていた。75歳時、近医にて食道静脈瘤に対してEVL施行。平成17年2月より下血出現し、大腸内視鏡検査にて直腸静脈瘤の診断に至った。同年5月には直腸静脈瘤からの大量出血に対して輸血を必要とした。当科に治療目的にて紹介受診し、平成17年7月、平成18年2月にEVLにて治療を行い、直腸静脈瘤を消失させた。【まとめ】EVLは直腸静脈瘤に対しても、有効な治療法と考えられた。 |
索引用語 | 直腸静脈瘤, 内視鏡的硬化療法 |