セッション情報 | ポスターセッション(消化器病学会)膵臓-診断・急性膵炎 |
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タイトル | 消P-521:膵長径の検討 |
演者 | 猪股 英俊(清田病院・消化器科) |
共同演者 | 菊池 尚平(清田病院・消化器科DELIMITER札幌医大・4内科), 村松 博士(清田病院・消化器科), 長町 康弘(清田病院・内科), 山内 尚文(清田病院・内科), 小山 隆三(清田病院・内科), 井原 康二(清田病院・内科), 西里 卓次(清田病院・内科) |
抄録 | 【目的】膵の超音波検査では、ほとんどの例で尾部に死角が存在し、また、膵体尾部は解剖学的メルクマールがないため、超音波検査にて描出されない範囲がどのくらいあるのか判り難い。そこで、膵の長径と超音波で描出された部分が、判れば差し引くことで、描出されていない領域が、わかるはずである。ここに膵長径を知る事の意味がある。 以前、われわれは健常人ボランティア20名でCT上での膵長径を報告しているが、今回は臨床症例95例で検討した。【対象】当院で一ヶ月間に腹部CTを受けた、膵切除症例を除く95名(男48名、女47名)。【方法】CT撮像後、膵の長径をモニター上で計測した。【結果】膵長径 140.5±22.7mm (男146.9±21.0mm, 女134.1±22.7mm)【考察】今回の結果では、以前の報告111.5±7.1mm (男122.3±14.0mm, 女105.7±13.1mm)よりも長かった。原因として、以前の報告は症例数が少なかったこと、今回は膵炎の患者を含んでいること等が考えられる。 |
索引用語 | 膵超音波, 膵長径 |