セッション情報 | 一般演題 |
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タイトル | 210:硫酸アトロピンとニトログリセリンによる内科的治療が著効した乳児肥厚性幽門狭窄症の一例 |
演者 | 垣内 俊彦(佐賀県立病院好生館 小児科) |
共同演者 | |
抄録 | 症例は生後38日目の男児。初診4日前より噴水状嘔吐出現。腹部超音波検査にて幽門筋の肥厚を認め肥厚性幽門狭窄症と診断。硫酸アトロピン0.1mg/kg/日とニトログリセリン0.5mg/kg/日投与開始し症状消失するまで適時増量した。治療開始2日目には噴水状嘔吐消失し5日目には嘔吐はほぼ消失した。体重増加も順調で入院8日目に退院となり、現在も順調に経過している。当院小児科では初の試みであり文献的考察を加え報告する。 |
索引用語 | 肥厚性幽門狭窄症, 内科的治療 |