セッション情報 シンポジウム3

タイトル 研-04:

異時性多発胃癌の1例

演者 石野 信一郎(医療法人 かりゆし会 ハートライフ病院 外科)
共同演者 奥島 憲彦(医療法人 かりゆし会 ハートライフ病院 外科), 照屋 なつき(医療法人 かりゆし会 ハートライフ病院 外科), 松浦 文昭(医療法人 かりゆし会 ハートライフ病院 外科), 西垣 大志(医療法人 かりゆし会 ハートライフ病院 外科), 宮平 工(医療法人 かりゆし会 ハートライフ病院 外科), 花城 直次(医療法人 かりゆし会 ハートライフ病院 外科), 西原 実(医療法人 かりゆし会 ハートライフ病院 外科), 折田 均(医療法人 かりゆし会 ハートライフ病院 内科), 比嘉 良夫(医療法人 かりゆし会 ハートライフ病院 内科), 宮里 稔(医療法人 かりゆし会 ハートライフ病院 内科), 仲吉 朝邦(医療法人 かりゆし会 ハートライフ病院 内科), 佐久川 廣(医療法人 かりゆし会 ハートライフ病院 内科), 喜友名 正也(医療法人 かりゆし会 ハートライフ病院 病理)
抄録 今回我々は、異時性に3箇所に発生した稀な多発胃癌の一例を経験したので報告する。症例は78歳男性。1997年10月に胃角上部小彎にIIc型胃癌が発見され、EMRを施行した。その後定期的にフォローしていたが、1999年2月、GIFにて胃角上部小彎の生検より胃癌が発見された。前回と同部位のため遺残と考え、再度EMRを施行したが、病理にて側方断端陽性のため、腹腔鏡下胃部分切除を施行した( tub1, m, ly 0, v 0 )。以降も定期的に内視鏡検査を行っていたところ、2003年5月、胃体中部大彎にIIc病変が見つかり生検で腺癌と診断されEMR施行( tub1, m, ly 0, v 0, LM (-), VM (-) )。しかし翌2004年1月には胃前庭部前壁に胃癌が見つかり、胃亜全摘および残胃空腸Roux-Y吻合術を施行。術後も定期的にGIFを受けており、現在も元気に当院外来に通院中である。
索引用語 多発胃癌, 異時性