セッション情報 一般演題

タイトル 146:

異時性3病変に対しESDにて加療した早期胃癌の1例

演者 酒見 亮介(共愛会 戸畑共立病院 内科、消化器科)
共同演者 二宮 風夫(共愛会 戸畑共立病院 内科、消化器科), 小野 哲二郎(共愛会 戸畑共立病院 内科、消化器科), 高根 順子(共愛会 戸畑共立病院 内科、消化器科), 木村 英一(共愛会 戸畑共立病院 内科、消化器科), 松垣 諭(共愛会 戸畑共立病院 内科、消化器科), 宗 祐人(共愛会 戸畑共立病院 内科、消化器科), 最所 大輔(共愛会 戸畑共立病院 内科、消化器科), 佐々木 英(共愛会 戸畑共立病院 内科、消化器科), 下河辺 正行(共愛会 戸畑共立病院 内科、消化器科), 岩下 明徳(福岡大学筑紫病院 病理部)
抄録 症例 70歳代 男性 約2年の経過で計3回のESD治療を行った症例を報告する。2004年7月5日(第1回目)前庭部小弯 径60mm IIa+IIc病変に対しESDを施行。(well differentiated adenocarcinoma sm1, ly1, v0) 一時幽門狭窄を来たすもバルーン拡張術にて改善した。2006年3月1日(第2回目) 胃体上部大弯 径10mm IIc病変に対しESDを施行。(well differentiated adenocarcinoma m, ly0, v0) 切除後は経過良好にて定期観察となる。2006年7月26日(第3回目) 噴門部小弯 径10mm IIc病変に対しESDを施行。(well differentiated adenocarcinoma m, ly0, v0) 切除後は経過良好であった。2回目、3回目の病変は同時期発生の可能性は否定できないが、ESD 後に十分経過観察を行い小病変での治療が可能であった症例である。なお、HPは陰性で除菌は行っていない。
索引用語 ESD, 早期胃癌