セッション情報 | ポスターセッション(消化器病学会)その他5 |
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タイトル | 消P-791:手術を必要とした消化管異物症例の検討 |
演者 | 八木 亜記(日本医大武蔵小杉病院・消化器病センター) |
共同演者 | 鈴木 英之(日本医大武蔵小杉病院・消化器病センター), 吉野 雅則(日本医大武蔵小杉病院・消化器病センター), 渡邉 昌則(日本医大武蔵小杉病院・消化器病センター), 尾形 昌男(日本医大武蔵小杉病院・消化器病センター), 星野 有哉(日本医大武蔵小杉病院・消化器病センター), 坊 英樹(日本医大武蔵小杉病院・消化器病センター), 小峯 修(日本医大武蔵小杉病院・消化器病センター), 水谷 聡(日本医大武蔵小杉病院・消化器病センター), 千原 直人(日本医大武蔵小杉病院・消化器病センター), 松信 哲朗(日本医大武蔵小杉病院・消化器病センター), 前島 顕太郎(日本医大武蔵小杉病院・消化器病センター), 三浦 克洋(日本医大武蔵小杉病院・消化器病センター), 内田 英二(日本医大・外科) |
抄録 | 消化管異物の治療には、1)緩下剤や浣腸などにより自然排出を促す方法、2)内視鏡による摘除、3)手術による摘除がある。消化管異物のほとんどは自然排出されるが、手術を必要とする病態として、自然排出や内視鏡的除去が困難な場合や、消化管穿孔による腹膜炎を来たした場合がある。当院で2000年1月~2011年3月までの間に手術を必要とした消化管異物除去3症例について検討した。症例1:58歳男性 プラスチックの醤油入れがS状結腸に停溜、用手・内視鏡的異物除去は困難であり、挿入から約24時間後S状結腸切開による摘除術を施行した。症例2:60歳 男性 2日前からの腹痛で受診。右側腹部に腹膜刺激症状を認め、腹部CTにて空腸に異物を確認したため、異物による消化管穿孔と診断し緊急手術を施行した。3cm程の魚骨によりTreiz靭帯から180cmの部位で空腸は穿孔していた。症例3:31歳 男性 3か月前に歯ブラシを誤飲、3日前からの腹痛を訴え受診した。腹部骨盤部CTにて異物とそれによる消化管穿孔を来たしていたため、緊急手術を施行した。横行結腸に歯ブラシが突き刺さっており、横行結腸切除術を施行した。患者背景や画像・手術の適応など、文献的検討を踏まえ報告する。 |
索引用語 | 消化管異物, 消化管穿孔 |