| セッション情報 | 一般演題 |
|---|---|
| タイトル | 156:保存的治療にて軽快した特発性門脈血栓症の一例 |
| 演者 | 加茂 泰広(長崎大学 医学部歯学部附属病院 第一内科) |
| 共同演者 | 秋山 祖久(長崎大学 医学部歯学部附属病院 第一内科), 村上 英美(長崎大学 医学部歯学部附属病院 第一内科), 吉村 映美(長崎大学 医学部歯学部附属病院 第一内科), 三馬 聡(長崎大学 医学部歯学部附属病院 第一内科), 宮明 寿光(長崎大学 医学部歯学部附属病院 第一内科), 柴田 英貴(長崎大学 医学部歯学部附属病院 第一内科), 本吉 康英(長崎大学 医学部歯学部附属病院 第一内科), 藤本 真澄(長崎大学 医学部歯学部附属病院 第一内科), 市川 辰樹(長崎大学 医学部歯学部附属病院 第一内科), 中尾 一彦(長崎大学 医学部歯学部附属病院 第一内科), 江口 勝美(長崎大学 医学部歯学部附属病院 第一内科) |
| 抄録 | 【症例】38歳男性。【主訴】腹痛【現病歴】生来健康。2007年5月7日、夕食後より腹痛を自覚し一晩経過を見たが改善しないために翌日近医受診。発熱はなく心窩部に圧痛があり、血液検査ではCRP 1.95mg/dlと軽度上昇を認めるのみであったため対症療法で経過を見られていたが、腹痛が持続するため5月10日同院再診となった。再診時には心窩部~左側腹部にかけて圧痛があり、腸蠕動音の減弱を認めた。血液検査上は炎症所見の増強(CRP 9.85mg/dl)を認め、腹部造影CTにて門脈~上腸間膜静脈、脾静脈にかけて血栓が認められたため、同日当院緊急入院となった。【臨床経過】門脈血栓症に対して、入院当日よりt-PA1200万IU/日、ヘパリン持続静注による抗凝固療法を10日間にて治療を開始し、その後ワーファリンの内服に変更した。症状は徐々に改善し6月20日(治療開始後42日目)に施行した腹部CT上では血栓の縮小を認めた。先天性、後天性血栓形成素因について検査を行ったが明らかな異常を認めず、特発性門脈血栓症と診断した。【考察】門脈血栓症の成因に関してこれまで様々な原因が報告されているが未だ原因不明、特発性と診断されているものも多く、今後の更なる検討が求められる。門脈血栓症の成因、病態について若干の文献的考察を含め報告する。 |
| 索引用語 | 門脈, 血栓 |