| セッション情報 | ワークショップ1 |
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| タイトル | 研-16:肝血管筋脂肪腫の一例 |
| 演者 | 松元 敬(福岡大学筑紫病院 消化器科) |
| 共同演者 | 戸原 恵二(福岡大学筑紫病院 消化器科), 野間 栄次郎(福岡大学筑紫病院 消化器科), 光安 智子(福岡大学筑紫病院 消化器科), 植木 敏晴(福岡大学筑紫病院 消化器科), 松井 敏幸(福岡大学筑紫病院 消化器科), 田邉 寛(福岡大学筑紫病院 病理部), 池田 圭祐(福岡大学筑紫病院 病理部), 原岡 誠司(福岡大学筑紫病院 病理部), 岩下 明徳(福岡大学筑紫病院 病理部) |
| 抄録 | 症例は60歳女性。検診のUSにて肝腫瘍を指摘され当科受診。血液検査では肝障害はなかった。肝炎ウィルスマーカーはHBs抗原・HBc抗体・HCV抗体のいずれも陰性であった。腫瘍マーカーは、AFP 1.9 ng/ml、PIVKA-II 20 mAU/ml、CEA 2.0 ng/ml、CA 19-9 30 U/mlといずれも正常範囲内であった。USでは肝S1に最大径33mmの内部不均一な高エコー結節を認めた。レボビストを用いた造影エコーの血管相では結節は早期より辺縁から濃染され始め、中心の一部を残し急速に内部まで染まった。晩期実質相では、やはり中心の一部を残し結節は周囲肝と同程度に染まった。CTでは結節は早期より辺縁中心に不均一に濃染され、後期相ではより内部まで造影された。MRI・T1WIでは結節は不均一な低信号を示し、in phaseよりout of phaseでより低信号となり、脂肪の存在が示唆された。また、T2WIでは結節は不均一な高信号を示した。以上より、脂肪を含むhypervascularな腫瘍であることは判明したが、確定診断できず狙撃生検を施行した。腫瘍部には単紡錘型の平滑筋細胞と成熟脂肪細胞や小血管が存在し、HMB-45染色で陽性細胞が多数みられ、血管筋脂肪腫と診断した。 |
| 索引用語 | 肝血管筋脂肪腫, 造影エコー |