| セッション情報 |
一般演題
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| タイトル |
43:当院における早期胃癌に対するESDの治療成績の検討
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| 演者 |
杣田 真一(北九州市立医療センター 消化器内科) |
| 共同演者 |
貞元 洋二郎(北九州市立医療センター 消化器内科), 原口 和大(北九州市立医療センター 消化器内科), 名本 真章(北九州市立医療センター 消化器内科), 奈須 俊史(北九州市立医療センター 消化器内科), 井原 裕二(北九州市立医療センター 消化器内科), 三澤 正(北九州市立医療センター 消化器内科), 豊島 里志(北九州市立医療センター 病理部) |
| 抄録 |
【目的】早期胃癌に対するESDは安全かつ確実な治療法としてすでに確立した地位を得ている。しかし、適応拡大病変、完全適応外病変に対する治療成績、長期予後については多数の報告は見られていない。【方法】当院では早期胃癌に対するESDの術前適応を、原則として(1)分化型腺癌で、(2)明らかなSM浸潤の所見なく、(3)腫瘍径はUL(+)は3cm以下とし、病理診断において、組織型、切除断端及び、深達度などにより、根治度を判定している。また適応拡大病変か完全適応外病変か主に術前の深達度診断に難渋する症例に対しても分化型胃癌に関してはtotal biopsyとして積極的にESDを施行している。当院では2002年2月から2007年8月28日において、早期胃癌414例に対しESDを行った。その内訳は従来の胃癌治療ガイドラインのEMRの(A)適応内病変;247例、(A) には入らないがリンパ節転移の可能性が極めて少ない(B)適応拡大病変;123例、(A)(B)には当てはまらない(C)完全適応外病変;44例であった。【成績】全414病変中一括切除率は95.7%(396/414)で、一括・断端陰性率は90.1%(373/414)であった。その内訳別ではそれぞれ一括切除率はA;98.0%(242/247),B;95.9%(118/123),C;81.8%(36/44)、一括・断端陰性率はA;95.1%(235/247),B;89.4%(110/123),C;63.6%(28/44)であった。適応拡大病変のうち潰瘍合併例では一括切除率84.6%、一括・断端陰性率76.9%と切除成績が悪い傾向にあった。【結論】ESDの適応内病変および適応拡大病変に対する治療成績は良好であった。治療後の経過についても検討を加え報告する。 |
| 索引用語 |
胃癌, ESD |