| セッション情報 | 一般演題 |
|---|---|
| タイトル | 181:新開発したオ-ルインワンEUSシステムの臨床的有用性 |
| 演者 | 赤星 和也((株)麻生 飯塚病院 消化器内科) |
| 共同演者 | 松井 謙明((株)麻生 飯塚病院 消化器内科), 久保川 賢((株)麻生 飯塚病院 消化器内科), 本村 廉明((株)麻生 飯塚病院 消化器内科), 本田 邦臣((株)麻生 飯塚病院 消化器内科), 遠藤 伸悟((株)麻生 飯塚病院 消化器内科), 大内 二郎((株)麻生 飯塚病院 消化器内科), 樋口 奈緒美((株)麻生 飯塚病院 消化器内科), 多喜 研太郎((株)麻生 飯塚病院 消化器内科), 田中 俊積(フジノン株式会社) |
| 抄録 | 【背景と目的】診断用EUSにはラジアル型EUS専用機が、EUS-FNAにはコンベックス型EUS専用機が広く普及している。そのため全てのEUS診療を行うためには、二つの異なる別々のEUS専用機とそれぞれの専用の観測装置が必要であり、スペースやコスト面で問題があった。さらに内視鏡視野が直視型で360 º観察可能な電子ラジアル型EUS専用機は存在しなかった。今回我々は通常内視鏡検査から内視鏡視野が直視型で360 º観察可能な電子ラジアル型EUS専用機と内視鏡視野が斜視型のコンベックス型EUS専用機の両方が使用可能で、全ての装置が一つのカートに収まるローコストで省スペースなEUSシステムをフジノン株式会社と共同で開発したので、この新システムの特徴および臨床使用経験につき報告する。【対象と方法】これらのEUSは5.0, 7.5, 10.0, 12.0 MHzの四つの周波数が選べるうえ、カラー及びパワードップラー表示が可能である。臨床試験期間の2006年5月からの4日間と2007年3月当院導入後から4月までの2ヶ月間に本機種でEUS(109病変)またはEUS-FNA(12病変)を施行した93例(平均年齢66歳、男女比53:40)121病変(消化管 54病変、膵胆道系 67病変)を対象にこの新型EUSシステムの臨床的有用性の検討を行った。【結果】ワンカートのシステムで通常内視鏡検査、EUS、及びEUS-FNAまで問題なく効率的に施行できた。電子ラジアル型EUS専用機は360°の超音波画像が得られ、カラードプラ及びパワードプラ表示も可能であり、従来機と同様の観察画面で診断できる上、ドプラ機能を用いることにより総胆管と血管の鑑別も容易であった。電子ラジアル型EUS専用機は内視鏡視野が直視型であり、挿入性や操作性が側視型のものと比べ容易であり、生検を含む通常の内視鏡検査も可能であった。全検査で合併症は認めなかった。【結論】この新しいシステムは効率的な超音波内視鏡診療を行ううえで非常に有用と思われる。 |
| 索引用語 | EUS, EUS-FNA |