| セッション情報 | 一般演題 |
|---|---|
| タイトル | 167:2型大腸癌様の形態を呈した回盲部悪性リンパ腫 |
| 演者 | 首藤 充孝(有田 胃腸病院) |
| 共同演者 | 阿部 寿徳(有田 胃腸病院), 小森 陽子(有田 胃腸病院), 白下 英史(有田 胃腸病院), 板東 登志雄(有田 胃腸病院), 有田 毅(有田 胃腸病院), 兒玉 雅明(大分大学 医学部 消化器内科), 村上 和成(大分大学 医学部 消化器内科), 藤岡 利生(大分大学 医学部 消化器内科), 加島 健司(大分大学 医学部 病理部) |
| 抄録 | 症例は42歳男性。右上腹部違和感を訴え近医受診。軽度貧血および腹部CTにて上行結腸の腫瘍性病変を指摘され当院紹介来院。下部消化管内視鏡検査にて、盲腸から上行結腸にかけて2型様の潰瘍性病変が認められ、回盲弁は腫瘍により著明に狭窄していた。逆行性小腸二重造影では回盲弁を中心に巨大な欠損像が認められ、その口側の終末回腸にも小隆起性病変がみられた。生検病理組織では、腺管構造は見られず中型からやや大型の異型リンパ球の増殖が認められた。免疫染色においては、L26陽性、CD79a陽性、UCHL-1陰性でありさらに、CD10陰性、CD5陰性、bcl-1陰性、bcl-6陽性であり、diffuse large B-cell lymphomaが考えられた。CTおよびガリウムシンチでは回盲部の主病変のほかに上腸間膜動脈近傍の5cm大のリンパ節腫大をはじめ、多数の腹腔内リンパ節が腫大していた。イレウス合併は見られていないものの、著明な通過障害および易出血性に対し、まず回盲部切除術を施行した。その切除標本では腫瘍細胞は腸管壁全層に浸潤しており、また所属リンパ節および節外の間質組織にも浸潤が認められた。現在、術後化学療法を施行中である。今回我々は2型大腸癌様の形態を呈した回盲部悪性リンパ腫の1例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する |
| 索引用語 | 悪性リンパ腫, 回盲部 |