| セッション情報 | 一般演題 |
|---|---|
| タイトル | 72:腸管穿孔をきたした高齢発症の腸管型ベーチェット病の一例 |
| 演者 | 野妻 愛(鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 消化器疾患・生活習慣病学) |
| 共同演者 | 佐々木 文郷(鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 消化器疾患・生活習慣病学), 藤田 浩(鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 消化器疾患・生活習慣病学), 上村 修司(鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 消化器疾患・生活習慣病学), 田ノ上 史郎(鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 消化器疾患・生活習慣病学), 橋元 慎一(鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 消化器疾患・生活習慣病学), 福田 芳生(鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 消化器疾患・生活習慣病学), 今給黎 和幸(鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 消化器疾患・生活習慣病学), 船川 慶太(鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 消化器疾患・生活習慣病学), 山元 隆文(鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 消化器疾患・生活習慣病学), 宇都 浩文(鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 消化器疾患・生活習慣病学), 桶谷 真(鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 消化器疾患・生活習慣病学), 井戸 章雄(鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 消化器疾患・生活習慣病学), 坪内 博仁(鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 消化器疾患・生活習慣病学), 唐仁原 寛(鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 消化器疾患・生活習慣病学) |
| 抄録 | 症例は81歳の男性。平成17年1月(79歳時)、腹痛、発熱を繰り返すため、近医に入院し、上記症状に加え、口内炎、結節性紅斑、関節炎を認め、ベーチェット病が疑われた。PSL内服を開始されたが、その後も時折腹痛、発熱を繰り返していた。平成19年4月11日、40度台の高熱および腹部症状の増悪を認め、血液検査にて炎症反応が高値であったため、唐仁原内科クリニックへ入院した。同院入院中の経口小腸造影検査にて遠位回腸に縦走傾向のある多発潰瘍及び片側性変形を認め、炎症性腸疾患が疑われ精査目的にて、同年4月23日当科に転院した。入院時、明らかな腹膜刺激症状は認められなかったが、腹部CT検査にて回腸末端の壁肥厚およびその周囲に微細なfree airの所見があり、腸管穿孔と診断し、緊急手術にて小腸部分切除およびストーマ造設術を行った。切除標本では回腸末端に連続する深堀れ潰瘍および潰瘍から腸管外に連続する膿瘍形成を認め、病理組織所見では腸管型ベーチェット病を強く示唆する所見であった。ベーチェット病の発症年齢は20歳代が最も多く、高齢発症の報告は少ない。今回、我々は高齢発症で腸管穿孔をきたした腸管型ベーチェット病の症例を経験したので、若干の文献的考察を加え報告する。 |
| 索引用語 | 腸管ベーチェット病, 高齢発症 |