セッション情報 一般演題

タイトル 119:

内視鏡的にて抜去し得た、穿通を疑われた食道魚骨異物の一例

演者 小松  未生(佐賀大学 医学部 内科)
共同演者 綱田 誠司(佐賀大学 医学部 光学医療診療部), 中山 昌之(佐賀大学 医学部 内科), 萬年 孝太郎(佐賀大学 医学部 内科), 山口 加奈子(佐賀大学 医学部 内科), 藤瀬 剛弘(佐賀大学 医学部 内科), 下田 良(佐賀大学 医学部 内科), 坂田 祐之(佐賀大学 医学部 内科), 岩切 龍一(佐賀大学 医学部 光学医療診療部), 藤本 一眞(佐賀大学 医学部 内科)
抄録 【症例】65歳、女性。主訴は頚部疼痛。鯛料理を摂取した際、骨を誤飲したが、病院受診せず。2日後痛みが持続するため近医耳鼻咽喉科を受診した。咽喉頭には異常を認めないとのことであったが、翌日再度当院耳鼻咽喉科を受診し、消化器内科へ紹介となった。緊急上部消化管内視鏡施行にて、食道入口部に魚骨を認め、透明フード下に魚骨を除去可能であった。食道右側壁には深い裂創を認めた。CTにて穿通を疑わせる潰瘍であったが、縦隔気腫や膿瘍形成の所見は認めなかった。入院にて絶食・輸液管理とし予防的に抗生剤投与を行った。一週間後、内視鏡検査にて食道裂創は瘢痕化の状態であり、食事開始し,以後経過は良好であった。【考察】消化管異物のうち魚骨などの鋭利な異物の場合、穿孔をきたす可能性が高いため、早期摘出が必要となる。穿孔をきたした場合は、内視鏡的摘出術が困難となる可能性もある。今回我々は、内視鏡的に抜去し得た魚骨異物の症例を経験したので、文献的考察を加えて報告する。
索引用語 食道異物, 緊急内視鏡