| セッション情報 | 一般演題 |
|---|---|
| タイトル | 202:EPST後1回のESWLにて速やかに消失した膵石症の1例 |
| 演者 | 福田 健介(大分大学 医学部 消化器内科) |
| 共同演者 | 阿南 重郎(大分大学 医学部 消化器内科), 平島 徹朗(大分大学 医学部 消化器内科), 八坂 成暁(大分大学 医学部 消化器内科), 大津 智(大分大学 医学部 消化器内科), 渡邉 浩一郎(大分大学 医学部 消化器内科), 沖本 忠義(大分大学 医学部 消化器内科), 兒玉 雅明(大分大学 医学部 消化器内科), 村上 和成(大分大学 医学部 消化器内科), 藤岡 利生(大分大学 医学部 消化器内科) |
| 抄録 | 今回我々は膵管口切開術(EPST)後の1度のESWLにて排石に成功した径8mm大の膵石症の1例を経験したので若干の考察とともに報告する。また、当院における膵石症の症例についてまとめたものを併せて報告する。症例】58歳 女性主訴】腹痛現病歴】平成19年2月に腹痛を自覚し近医を受診。腹部CTにて胆嚢結石と膵石を認め、慢性膵炎の急性増悪と診断された。同日緊急ERCP・EPST・膵管ステント挿入術が行われた。胆嚢結石に対し腹腔鏡下胆嚢摘出術が行われ、後日膵石に対し内視鏡的排泄術が行われるも排石不可能であった。膵石に対する加療目的にて当院消化器内科受診。膵石に対するESWL目的にて入院となった。生活歴】喫煙:6~7本/日、飲酒:平成14年までビール350ml×2/日入院後経過】腹部CTにて、膵頭部に8mm大膵石の存在と抹消の膵管の拡張が確認された。ERCPにて、主膵管内に8mm大の造影欠損部位が認められ、また乳頭部は膵管口切開後であった。入院4日目にESWL施行(b~1の強度で3000発1時間)され、膵石の砕石が試みられた。入院7日目腹部レントゲン8日目に腹部CT施行されたところ、いずれにおいても膵石は消失していた。入院9日目に治療判定のためERCP施行。膵管内の造影欠損部位は消失していた。膵石はESWLにより砕石され、その後自然排泄されたと判断し、入院11日目に退院となった。考察】本症例は慢性膵炎に合併した膵石症に対するESWLにて、排石が成功した1例である。近年、膵石に対するESWLは良好な成績を挙げてきている。内視鏡的な治療のみでの排石が困難な膵石症に対しては、ESWLとESPTなど内視鏡治療を組み合わせた治療が効果的であると思われる。 |
| 索引用語 | 膵石, ESWL |