| セッション情報 | 一般演題 |
|---|---|
| タイトル | 11:Low Dose FPで憎悪し、New FPで効果を認めたStage IV多発肝細胞癌の1例 |
| 演者 | 和田 有希(公立八女総合病院 内科) |
| 共同演者 | 永松 洋明(公立八女総合病院 内科), 池園 友(公立八女総合病院 内科), 澤田 昌幸(公立八女総合病院 内科), 牛島 知之(公立八女総合病院 内科), 天野 恵介(公立八女総合病院 内科), 藤本 由香里(公立八女総合病院 内科), 立石 秀夫(公立八女総合病院 内科), 吉田 博(公立八女総合病院 内科), 佐田 通夫(久留米大学医学部 消化器内科) |
| 抄録 | 【諸言】Low dose FP(LFP)とNew FP(NFP)はCDDPと5FUを使用するレジメンではあるが使用方法の相違により奏効率に差がみられる。今回LFP行いPDとなった症例にNFP行いPRを得た症例を経験したので報告する。【症例】67歳男性。肝機能はChild-Pugh Grade A、VP2伴う多発肝細胞癌(HCC)の診断で前医において2005年2月リザーバー留置された。Low dose FPを2005年2月、4月、8月、2006年2月、6月、10月と各10回施行。2005年8月から2006年1月まではPEG-IFN投与が行われた。腫瘍マーカーとしてはDCPが高く2006年10月までは1780から6300mAU/mlと軽度の上昇であったが、2007年1月14400mAU/mlと急に上昇しVPは門脈本幹までと癌の進展がみられ2007年2月当院紹介入院となった。入院時肝機能は保たれていたが、総ビリルビンが(TB)3.9mg/dlと高値でHCCの胆管浸潤によると考えられた。DCPはさらに18800mAU/mlと上昇していた。HCCは右葉中心であるにも関わらず、入院時リザーバー造影で肝右葉の分布が不良であったため、全肝へ分布するようにリザーバーを入れ替えた後、NFP療法開始した。同時にVPに対しては放射線治療を1日2.5Gyで合計60Gy施行した。NFP 2クール終了した時点で退院、外来ではbi-weeklyにNFPの外来レジメンを7回施行。TBは退院時には正常化し、DCPは5月には354mAU/mlと著明に低下した。2007年6月、リザーバー造影で右葉へのFlow低下がみられたため、TAEを追加しリザーバー抜去した。その後3ヶ月再燃を認めていない。【まとめ】NFP療法はCDDPをリピオドールと混和投与することで直接効果を増強、維持させ、5FUは5日間持続投与とすることで時間依存性作用を増強させた。NFPはLFPに比較し奏効率が高く、LFP無効例でも効果がみられる可能性が示唆された。 |
| 索引用語 | 肝細胞癌, 肝動注化学療法 |