| セッション情報 | 一般演題 |
|---|---|
| タイトル | 155:門脈血栓症を合併したSLEの1例 |
| 演者 | 岩下 亮子(独立行政法人 九州医療センター 消化器内科) |
| 共同演者 | 岩佐 勉(独立行政法人 九州医療センター 消化器内科), 大穂 有恒(独立行政法人 九州医療センター 消化器内科), 古賀 荒太郎(独立行政法人 九州医療センター 消化器内科), 武元 良祐(独立行政法人 九州医療センター 消化器内科), 肱岡 真之(独立行政法人 九州医療センター 消化器内科), 水谷 孝弘(独立行政法人 九州医療センター 消化器内科), 宮原 稔彦(独立行政法人 九州医療センター 消化器内科), 福泉 公仁隆(独立行政法人 九州医療センター 消化器内科), 吉本 剛志(独立行政法人 九州医療センター 消化器内科), 原田 直彦(独立行政法人 九州医療センター 消化器内科), 中牟田 誠(独立行政法人 九州医療センター 消化器内科) |
| 抄録 | 【症例】50歳.女性【主訴】発熱・腹痛【既往癧】33歳自己免疫性肝炎, 34歳胃穿孔、46歳SLE【現病歴】2001年12月頃より多関節痛、顔面手足の紅斑、光線過敏、脱毛が出現。2002年11月に長崎原爆病院を受診しSLEの診断となるがその後受診せず。2006年8月からSLEの症状増悪により同院で1ヶ月半入院治療を受け退院するが、10月に再度病状が悪化し家族の希望で当院に紹介される。2006年11月から1ヶ月間当院に入院、病状軽快し外来フォローされていた。2007年3月3日より発熱と腹痛あり、抗生剤を服用するが改善せず、3月13日に精査治療目的で当院膠原病科に入院、3月14日腹部CT上門脈右枝に血栓を認め門脈血栓症の診断で3月20日消化器内科に転科。【入院時現症】身長153cm,体48Kg,体温36.2度,血圧103/62,脈拍74/min,整,舌と口腔内に白苔付着,右季肋部に圧痛あり,その他特記事項なし 【入院時検査結果】◇血球計数:WBC12.7×104 /ul(nue64%, L24.9%,M5.8%,eos0.7%,baso0.7%), RBC 3.90×104 /ulHb 8.9g/dl, Ht 29.2%, ,Plt 12.7×104 /ul◇生化学・免疫:TP 6.3 g/dl, Alb 3.8g/dl, T.Bil 0.6mg/dl, LDH 359 IU/l, AST 22 IU/l, ALT 19IU/l,γ-GTP100 IU/l, ALP 317IU/l, Amy68IU/l, TC 185mg/dl, TG 77mg/dl, BUN8mg/dl, Crea0.7mg/dl, UA5.4mg/dl, Na 140mEq/l, K 3.8mEq/l, Cl 109mEq/l, CRP 2.98mg/dl, Glu 123mg/dl,CH50 4.7U/ml,C4 4mg/dl,Prot-S 83%,Prot-C66%,ds DNA<10.0,ANA(+) Homo,320倍,抗Sm抗体(-),抗SS-A抗体(+) 138.0,抗カルジオリピン抗体(-)抗リン脂質抗体(-)◇凝固:PT85%,PT-INR1.09,APTT33.6sec,Fib403mg/dl,D-D20.0ug/ml 【入院後経過】2007年3月20日に腹部CT再検したところ門脈右枝に加え門脈本幹及び左右主枝末梢まで血栓を認めた。同日よりヘパリン15000単位/日投与開始、3月23日からPT-INR1.5~2.0目標にワーファリンの内服を開始。3月28日の腹部エコーで門脈血栓症の改善を認め、ワーファリンのコントロールもついたため4月3日に退院。その後外来でフォローされ、5月10日のCTでは門脈本幹・肝内門脈左枝の血栓は消失したが門脈右枝の血栓は残存したままである。また、7月13日に脳梗塞を発症し現在当院膠原病内科で入院治療中である。 |
| 索引用語 | 門脈血栓症, SLE |