| セッション情報 | 一般演題 |
|---|---|
| タイトル | 108:術前に診断し得た内ヘルニアの1例 |
| 演者 | 彦坂 ともみ(宮崎大学 医学部 第1内科) |
| 共同演者 | 芦塚 伸也(宮崎大学 医学部 第1内科), 松本 英丈(宮崎大学 医学部 第1内科), 早稲田 文子(宮崎大学 医学部 第1内科), 中島 孝治(宮崎大学 医学部 第1内科), 田中 規幹(宮崎大学 医学部 第1内科), 押川 勝太郎(宮崎大学 医学部 第1内科), 稲津 東彦(宮崎大学 医学部 第1内科), 北村 和雄(宮崎大学 医学部 第1内科), 今村 直哉(宮崎大学 医学部 第1外科), 内山 周一郎(宮崎大学 医学部 第1外科), 千々岩 一男(宮崎大学 医学部 第1外科) |
| 抄録 | 症例は80歳女性。胆嚢摘出術、虫垂切除術、卵管結紮術の既往がある。夜間突然の左側腹部痛が出現したため、近医を緊急受診した。原因ははっきりしなかったが、経過観察のみで症状は消失した。数日後に再び同様の腹痛が出現し、腹部CTで小腸の壁肥厚・拡張を認め急性腸炎の疑いで近医入院となった。保存的加療にて腹痛は消失したが、食事開始により腹痛を繰り返すため当科に転院となった。上下部消化管内視鏡検査では異常なし。経口的ダブルバルーン小腸内視鏡検査では上部空腸以深への挿入は困難であった。再度腹部CTを施行したところ、Traiz靱帯を中心に密集した空腸の壁肥厚・拡張を認め、小腸X線検査では上部空腸が一塊となって描出され、傍十二指腸ヘルニアが疑われた。当院第1外科に依頼し、腹腔鏡下ヘルニア根治術を施行。小腸間膜と横行結腸間膜が癒着しヘルニア嚢を形成しており、この中に小腸が嵌入していた。腸切除は行わなかった。術後は合併症なく良好に経過した。繰り返す腹痛の原因確定に難渋したが、稀な疾患である内ヘルニアを診断し得た症例であった。 |
| 索引用語 | 内ヘルニア, 腹部CT |