| セッション情報 | ワークショップ1 |
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| タイトル | 研-52:ESD術後に両側気胸を合併した食道癌の1例 |
| 演者 | 釜野 武志(医療法人かりゆし会 ハートライフ病院 外科) |
| 共同演者 | 照屋 なつき(医療法人かりゆし会 ハートライフ病院 外科), 松浦 文昭(医療法人かりゆし会 ハートライフ病院 外科), 西垣 大志(医療法人かりゆし会 ハートライフ病院 外科), 花城 直次(医療法人かりゆし会 ハートライフ病院 外科), 宮平 工(医療法人かりゆし会 ハートライフ病院 外科), 西原 実(医療法人かりゆし会 ハートライフ病院 外科), 奥島 憲彦(医療法人かりゆし会 ハートライフ病院 外科), 喜友名 正也(医療法人かりゆし会 ハートライフ病院 病理部), 戸田 隆義(琉球大学 医学部 臨床検査医学講座) |
| 抄録 | 食道癌のESDの際の合併症としては穿孔、出血、狭窄などの報告がある。今回ESD施行後に両側気胸を合併したまれな1症例を経験したので報告する。 患者は平成16年10月他院施行のGIFで食道病変を発見され、生検で扁平上皮癌の診断を受けた。ESDによる一括切除を目的に当院紹介となる。 病変は門歯より27-31cmに存在し、1/2周、0-IIc病変であった。予測癌深達度m2で、ESDを施行した。患者は嘔吐反射が激しく、プロポフォールを使用して施行した。 術中、ITナイフを用いた左側粘膜切開の際、切開が筋層まで及んでおり、病変切除後に筋層切開部のクリップによる閉鎖を試みたが、完全には閉鎖できなかった。 術後著明な皮下気腫があり、レントゲン写真でも縦隔気腫と両側気胸を認めた。気腫が高度な右に胸腔ドレーンを挿入した。術翌日に施行した胸部CTで右気胸は改善していた。左気胸は進行していたため左胸腔ドレーンも挿入した。気胸はドレーン挿入後速やかには改善した。 術後9日目に施行した食道造影では穿孔なく、飲水を開始、術後25日目に退院となった。 病変はsquamous cell carcinoma, m1, ly0, v0, LM(-)であり、食道腺導管内進展がありvm(+)と判断されたため、APC焼灼を追加施行した。 |
| 索引用語 | 食道癌, ESD |