| セッション情報 |
一般演題
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| タイトル |
177:大腸内視鏡挿入困難例へのCT Colonograpghyの有用性
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| 演者 |
野崎 良一(大腸肛門病センター高野病院) |
| 共同演者 |
坂田 玄一郎(大腸肛門病センター高野病院), 大湾 朝尚(大腸肛門病センター高野病院), 山田 一隆(大腸肛門病センター高野病院) |
| 抄録 |
【緒言】全大腸内視鏡検査(TCS)において癒着等で内視鏡の挿入を途中で断念せざるを得ない症例が少数ながらみられている。挿入困難例に対しては、当院では後日注腸X線検査(BE)を行っていたが、最近はBEに代えて内視鏡検査直後MDCTによるCT Colonography (CTC)を併用し、挿入困難部位の精査と挿入範囲内の腸管のダブルチェックを行っている。内視鏡直後にCTCを行う利点は、内視鏡で腸管内の水分、残渣が十分に吸引でき、適度な腸管の進展が得られため前処置良好なCTCの画像を得られるやすいことである。大腸内視鏡挿入困難例へのCTC併用の有用性について検討した。【検討項目】2002年10月から2007年3月までに内視鏡で盲腸まで到達できなかったTCS不成功210例に内視鏡検査直後CTCを実施した。その中で、日本消化器内視鏡学会の指導医が後日TCSを再度実施し、盲腸まで挿入できた23例におけるCTCの病変描出能を検討した。至適基準はTCS所見とした。【結果】23例中7例はCTC、TCSいずれでも病変を認めなかった。TCSで指摘できた脾弯曲10mmIIaはCTCで描出できなかった。全病変16例に対するCTCの感度は80%(12/15)、特異度は87.5%(7/8)、最大径5mm以上の病変10例対するCTCの感度は90%(9/10)、特異度は92.5%(12/13)であった。【結論】TCS不成功例において引き続きCTC併用で全大腸を精査することは、今後診断精度の高い有用な検査法となると考えられた。 |
| 索引用語 |
大腸内視鏡検査, CT Colonography |