| セッション情報 | 一般演題 |
|---|---|
| タイトル | 160:転移性大腸癌の二例 |
| 演者 | 藤澤 聖(九州厚生年金病院 内科) |
| 共同演者 | 酒井 賢一郎(九州厚生年金病院 内科), 江頭 一成(九州厚生年金病院 内科), 松尾 光通(九州厚生年金病院 内科), 五島 寛(九州厚生年金病院 内科), 堀江 靖洋(九州厚生年金病院 放射線科), 川本 雅彦(九州厚生年金病院 外科), 松本 主之(九州大学 大学院 病態機能内科学), 飯田 三雄(九州大学 大学院 病態機能内科学) |
| 抄録 | 一例目は60歳、男性。来院3ヶ月前より全身倦怠感、食欲不振、体重減少(3ヶ月で10kgの減少)を認めるようになった。近医にて上部消化管内視鏡を施行され胃体上部に胃癌を指摘されたため、紹介にて当院受診となった。上部消化管内視鏡では胃体上部から噴門部の小弯から前壁にかけて著明な壁硬化を伴う陥凹した発赤粘膜を認めた。生検では低分化型腺癌を認め、進行胃癌と考えられた。大腸内視鏡を施行したところ盲腸からS状結腸にかけて不整な潰瘍性病変が多発していた。大きい病変は輪状に配列し、伸展不良を呈していた。生検では低分化型腺癌を認め、胃癌からの転移と考えられた。二例目は60歳、男性。来院4ヶ月前より固形物を摂取すると嘔吐を繰り返すようになり、1ヶ月前より著明な体重減少(1ヶ月で14kgの減少)を認めるようになったため当院に来院となった。上部消化管内視鏡では下部食道から胃噴門部に至る凹凸不整な管腔の狭小化を認めた。生検では低分化型腺癌を示しており、進行食道癌と考えられた。大腸内視鏡を施行したところ回盲弁対側に伸展不良を呈する単発の不整な潰瘍性病変を認めた。生検では低分化型腺癌を示し、食道癌からの転移と考えられた。近年悪性腫瘍の予後改善に伴い転移性大腸癌の発見頻度も増加し、その結果多数例を検討した詳細な形態学的解析に関する報告も散見される。今回我々は転移性大腸癌の二例を経験したので文献的考察を加え報告する。 |
| 索引用語 | 転移性大腸癌, 低分化型腺癌 |