セッション情報 一般演題

タイトル 143:

十二指腸孤在性Peutz-Jeghers型ポリープの一例

演者 岡本 康治(九州大学 大学院 医学研究院 病態機能内科学)
共同演者 古賀 秀樹(九州大学 大学院 医学研究院 病態機能内科学), 松本 主之(九州大学 大学院 医学研究院 病態機能内科学), 飯田 三雄(九州大学 大学院 医学研究院 病態機能内科学), 藤田 恒平(九州大学 大学院 医学研究院 形態機能病理学), 八尾 隆史(九州大学 大学院 医学研究院 形態機能病理学)
抄録 症例は74歳女性。平成19年6月に検診の上部消化管造影検査で異常を指摘され、近医を受診した。上部消化管内視鏡検査で十二指腸にポリープを認め、精査加療目的で当科入院となった。上部消化管内視鏡検査で、十二指腸第二部に、球後部に付着部を有する有茎性の結節顆粒状隆起を認めた。病変は19×13mm大で結節は大小不同で、一部にびらんを伴っていた。その他の消化管には異常を認めなかった。生検組織では、腫瘍成分は認めなかったが、大きさより悪性腫瘍の合併の可能性を考慮し、診断的治療のため内視鏡的ポリペクトミーを施行した。切除標本では、放射線状に伸びる粘膜筋板の増生と十二指腸粘膜の過形成を認め、Peutz-Jeghers型ポリープと診断したが、腫瘍の合併は認めなかった。孤在性Peutz-Jeghers型ポリープの後発部位は、十二指腸遠位側~空腸とされており、球後部に発生するものは比較的まれと思われるため、文献的考察を加えて報告する。
索引用語 Peutz-Jeghers, 孤在性