セッション情報 一般演題

タイトル 53:

胃粘膜下腫瘍様を呈しコイル塞栓術が有効であった脾動脈瘤の1例

演者 庄司 寛之(佐世保市立総合病院 消化器科)
共同演者 大場 一生(佐世保市立総合病院 消化器科), 角川 淑子(佐世保市立総合病院 消化器科), 池田 幸紀(佐世保市立総合病院 消化器科), 小田 英俊(佐世保市立総合病院 消化器科), 中島 一彰(佐世保市立総合病院 放射線科), 宮崎 敦史(佐世保市立総合病院 放射線科), 水田 陽平(長崎大学医学部歯学部附属病院 第2内科), 河野 茂(長崎大学医学部歯学部附属病院 第2内科)
抄録 症例は62歳、女性。健診目的の上部消化管内視鏡検査にて胃体中部後壁に1.5-2cm大の胃粘膜下腫瘍様の所見を認め、当院を紹介受診した。精査目的にて超音波内視鏡検査施行し、胃壁外からの圧排を示す低エコー腫瘤および腫瘤と連続する脈管構造を認めた。同腫瘤はカラードプラにて拍動性血流を確認し動脈瘤が疑われた。腹部造影CT、3D-CTにて胃体中部後壁に接する脾動脈瘤と診断した。腹腔動脈造影にて脾動脈近位部から頭側に突出する約15mm大の嚢状動脈瘤を認めた。動脈瘤遠位および近位部をコイルにより塞栓、isolationを行った。確認造影では塞栓効果は良好であった。脾動脈瘤は比較的稀な疾患である。同疾患に対するコイル塞栓術は手術に比べ低侵襲で安全に施行可能であるため症例によっては第一選択の治療法と考えられた。若干の文献的考察を加えて報告する。
索引用語 脾動脈瘤, 塞栓術