| セッション情報 | 一般演題 |
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| タイトル | 139:内視鏡的乳頭切除術を施行した十二指腸乳頭部腫瘍の2例 |
| 演者 | 大場 一生(佐世保市立総合病院 消化器科) |
| 共同演者 | 角川 淑子(佐世保市立総合病院 消化器科), 庄司 寛之(佐世保市立総合病院 消化器科), 池田 幸紀(佐世保市立総合病院 消化器科), 小田 英俊(佐世保市立総合病院 消化器科), 岩崎 啓介(佐世保市立総合病院 病理部), 水田 陽平(長崎大学医学部歯学部附属病院第2内科), 河野 茂(長崎大学医学部歯学部附属病院第2内科) |
| 抄録 | 【症例】症例1)74歳男性。平成18年11月上部消化管内視鏡検査にて十二指腸乳頭部腫瘍を指摘され精査加療目的にて当科入院となる。同病変は十二指腸乳頭部に顆粒状の隆起性病変を認め生検にて腺腫の診断であった。内視鏡的逆行性膵胆管造影および管腔内超音波検査では病変は粘膜内に限局していると考えられた。超音波内視鏡検査では十二指腸乳頭部からのスキャンで乳頭部に一致して顆粒状で高エコーの隆起性病変を認め、下部総胆管および主膵管への進展を疑わせる所見は認めなかった。以上の結果より内視鏡的治療の適応と考えられ内視鏡的乳頭切除術を施行した。切除標本病理診断は高分化型腺癌(治癒切除)であった。切除後、経過良好であったが、切除6ヶ月後に総胆管結石の合併を認めた。症例2)66歳女性。自己免疫性肝炎にて通院中であった。平成19年5月上部消化管内視鏡検査にて十二指腸乳頭部肛門側にびらん性病変を認め生検にてAtypical epithelial lesionの診断であった。内視鏡的逆行性膵胆管造影、管腔内超音波検査および超音波内視鏡検査では著変なく病変は粘膜内に限局していると考えられた。以上の結果より完全生検を目的とした内視鏡的治療の適応と考えられ内視鏡的乳頭切除術を施行した。切除標本病理診断は同様であった。切除後、経過良好である。【考察】内視鏡的乳頭切除術は外科手術に比べ侵襲が少なく、また完全生検という意味で診断に関しても有用な方法であるが、長期予後に関しては十分な検討が必要である。今回我々は内視鏡的乳頭切除術を施行した十二指腸乳頭部腫瘍の2例を経験したので若干の文献的考察を加え報告する。 |
| 索引用語 | 内視鏡的乳頭切除術, 十二指腸乳頭部腫瘍 |