| セッション情報 |
一般演題
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| タイトル |
201:膵石に対しESWL併用内視鏡治療にて寛解し得たアルコール性慢性膵炎の一例~当院におけるESWL併用内視鏡的膵石治療のまとめ~
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| 演者 |
坂口 将文(天草市立河浦病院 内科) |
| 共同演者 |
肱岡 範(熊本赤十字病院 消化器科), 北田 英貴(熊本赤十字病院 消化器科), 竹熊 与志(熊本赤十字病院 消化器科), 川口 哲(熊本赤十字病院 消化器科), 一二三 倫郎(熊本赤十字病院 消化器科) |
| 抄録 |
症例は45歳男性。既往にアルコール性慢性膵炎・膵石症がある。2007年1月にアルコールによる重症急性膵炎(重症度スコア4点、重症1)を発症し、保存的加療にて軽快退院した。その後、断酒を継続するも、断続的な上腹部痛および血清アミラーゼ高値(618~1130IU/l)を認めていた。腹部CTにて、膵頭部に多数の膵石を有しその尾側主膵管の拡張がみられた。断酒ができていること、また有症状の膵石症であったため、ESWL併用内視鏡治療の適応と判断し、2007年4月より4回のESWLに加え内視鏡的切石術、膵管ステント留置を行った。治療後の3ヶ月間腹痛は消失し、血清アミラーゼ値も正常値となった。ERPでも主膵管内の膵石や狭窄がなく、膵管ステントを抜去することができた。ESWL併用内視鏡的膵石治療における膵石完全除去率は75%、除痛率は96%といわれ、本症例でもESWL併用内視鏡的治療にて自覚症状の改善を得ることができた。本症例のように有症状の膵石症のうち、断酒が持続できている患者に対しては、積極的な治療も検討されるべきと考える。これに加え、2000年度より現在に至るまでの当院におけるESWL併用内視鏡的膵石治療12例についても結石除去率・再発率など検討し、若干の文献的考察を加え報告する。 |
| 索引用語 |
膵石症, ESWL併用内視鏡治療 |