セッション情報 一般演題

タイトル 54:

胃粘膜下膿瘍の一例

演者 田中 健児(沖縄赤十字病院 内科)
共同演者 間淵 一壽(沖縄赤十字病院 内科), 金城 揚子(沖縄赤十字病院 内科), 仲村 将泉(沖縄赤十字病院 内科), 又吉 亮二(沖縄赤十字病院 内科), 金城 福則(琉球大学 光学医療診療部), 藤田 次郎(琉球大学 第1内科)
抄録 症例は45歳男性。数日前から左上腹部痛と発熱を主訴に近医受診しGIF行い胃粘膜下腫瘍疑われ、8月22日当院に紹介受診となった。当院受診した際の血液検査でWBC12800,CRP10.48と上昇していた。腹部造影CTにて胃壁内に周囲の脂肪組織の炎症伴う直径約4cmの円形腫瘤を認め、胃粘膜下膿瘍と診断し入院となった。入院後のGIFでは胃体上部大彎に頂部に潰瘍伴う円形隆起認め、鉗子で押すと潰瘍より膿汁の流出認めた。抗菌薬CMZ投与し速やかに解熱し、左上腹部痛も次第に軽快した。CMZを12日間投与し、CRP0.27と陰性化したためCMZ終了した。9月7日の腹部造影CTで膿瘍は縮小し、9月10日退院となり、現在外来フォロー中である。医学中央雑誌で検索したところ胃粘膜下膿瘍の症例報告が6例あり、原因は胃粘膜下への局注や肝膿瘍の波及などであった。本症例では胃粘膜下膿瘍の原因は不明であった。大変希な症例と思われたため報告する。
索引用語 胃粘膜下膿瘍, 膿瘍