セッション情報 一般演題

タイトル 140:

十二指腸脂肪腫に対して、EMRを施行した一例

演者 徳田 保教(唐津赤十字病院 内科)
共同演者 半田 瑞樹(唐津赤十字病院 内科), 野田 隆博(唐津赤十字病院 内科), 山岡 宏太郎(唐津赤十字病院 内科)
抄録 症例は65歳男性。前医にて糖尿病性腎症による腎不全のため透析中で、平成12年より十二指腸下行部の粘膜下腫瘍に対しても経過観察中。平成18年7月には、同部の生検後に出血持続するために入院歴あり。平成19年6月のfollow upの上部消化管内視鏡では、サイズ増大はないものの、腫瘍頂点にびらん形成が認められた。同年7月に入り、貧血・黒色便が認められるようになり、精査加療目的に7月5日当科紹介。内視鏡像では、径2.0cm大、表面平滑で黄色調の軟らかい有茎性腫瘍であり、脂肪腫と考えられた。他の消化管精査では特に異常所見を認めないことから、十二指腸粘膜下腫瘍が出血源と判断した。このため、7月13日、十二指腸粘膜下腫瘍に対してEMR施行。標本割面では内部は黄色調内容物で満たされており、病理結果もlipomaであった。今回、我々は十二指腸脂肪腫に対して、止血処置としてEMRを経験したため、文献的考察を加えて報告する。
索引用語 十二指腸脂肪腫, EMR