セッション情報 | 一般演題 |
---|---|
タイトル | 当院における緊急内視鏡に対するチーム医療体制 |
演者 | 山之内 健伯(熊本市医師会 熊本地域医療センター) |
共同演者 | 宮本 英明(熊本市医師会 熊本地域医療センター), 堤 英治(熊本市医師会 熊本地域医療センター), 上田 城久朗(熊本市医師会 熊本地域医療センター), 中原 和之(熊本市医師会 熊本地域医療センター), 陣内 克紀(熊本市医師会 熊本地域医療センター), 田村 文雄(熊本市医師会 熊本地域医療センター), 清住 雄昭(熊本市医師会 熊本地域医療センター) |
抄録 | 消化管出血に対する止血術をはじめとして、異物除去、急性胆管炎に対する胆道ドレナージ等、緊急内視鏡は重要な役割を果たしている。昨今の医療事情を鑑みると緊急内視鏡に対応できる医師を育成するトレーニングシステムが必要である。当院では緊急内視鏡に対応する医師は、腹部超音波、上・下部消化管内視鏡検査を習得していること、内視鏡的止血術ができること、内視鏡技師・看護師の助手を経験することで処置具の種類から特性を十分に学んでいることが必須条件である。緊急内視鏡実施に際しては、事前に十分な問診、診察、血液検査、各種画像検査を行い、適応症例に対して患者の全身状態を把握し輸液や輸血を行い全身状態の安定に努める。事前に必ず文書にて同意も得る。検査中は救急用備品、薬剤の備わった救急カートを配置し、必ず脈拍、酸素分圧、血圧、心電図をモニターする。当院における緊急内視鏡の成績につき、平成16年1月から平成20年12月までの症例を検討し報告する。 |
索引用語 | 緊急内視鏡, 止血術 |