セッション情報 | 一般演題 |
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タイトル | 進行上行結腸癌による腸重積を来した一例 |
演者 | 杉原 栄孝(済生会熊本病院) |
共同演者 | 富安 真二朗(済生会熊本病院), 山村 謙介(済生会熊本病院), 澤山 浩(済生会熊本病院), 阿部 真也(済生会熊本病院), 田中 秀幸(済生会熊本病院), 水元 孝郎(済生会熊本病院), 大熊 利之(済生会熊本病院), 山口 祐二(済生会熊本病院), 松本 孝嗣(済生会熊本病院), 箕田 誠司(済生会熊本病院), 金光 敬一郎(済生会熊本病院) |
抄録 | 【症例】79歳, 男性【主訴】食欲低下【現病歴】1カ月前くらいから食欲不振、浮腫が出現し、当院受診した際、腹部CTにて肝弯曲部付近に腸重積を認め入院。【経過】保存的加療を行い、注腸検査にて整復試みるも成功せず、手術を行うこととなった。手術では、横行結腸に重積した腸管を認め、回腸末端から上行結腸が横行結腸左側まで陥入している所見であり、右半結腸切除術(D1+α)施行した。術後の病理結果では、高分化腺癌、深達度SSで、リンパ節転移を認めず、fStageIIであった。その後、経過良好で術後16日目に転院となった。【まとめ】腸重積症は、成人ではポリープやメッケル憩室、腫瘍などの器質性病変が先進部となり発症することが多いが、進行結腸癌による腸重積症は稀である為、若干の文献的考察を加えて報告する。 |
索引用語 | 腸重積, 進行結腸癌 |