セッション情報 一般演題

タイトル 33:

当院で経験した食道小細胞癌

演者 岩永 真一(社会保険田川病院内科DELIMITER久留米大学病院第二内科)
共同演者 中根 智幸(社会保険田川病院内科DELIMITER久留米大学病院第二内科), 國武 泰史(社会保険田川病院内科DELIMITER久留米大学病院第二内科), 宮原 健輔(社会保険田川病院内科DELIMITER久留米大学病院第二内科), 和田 史孝(社会保険田川病院内科DELIMITER久留米大学病院第二内科), 田尻 能祥(社会保険田川病院内科DELIMITER久留米大学病院第二内科), 前川 隆一郎(社会保険田川病院内科), 橋本 宏介(社会保険田川病院外科), 田中 裕穂(社会保険田川病院外科), 中原 慶太(久留米大学病院第二内科), 鶴田 修(久留米大学病院第二内科), 佐田 通夫(久留米大学病院第二内科)
抄録 症例は60歳代女性。平成22年4月に食物つかえ感があり近医を受診、上部消化管内視鏡検査にて中部食道に隆起性腫瘍を指摘され当院紹介となった。当院の上部消化管透視と内視鏡検査では、不整な潰瘍を伴う表面平滑な正常粘膜の隆起を認めた。生検にて小細胞癌と診断された。治療前検査では他臓器に明らかな転移は認められなかったが、小細胞癌の性質から、まずはCDDP+VP1による化学療法を選択、平成22年5月26日より加療を開始した。食道小細胞癌は、以前は未分化食道癌と言われていた疾患で稀な疾患である。そのため、過去に自験した当院での症例と含め、症例の経過報告を行う事とした。
索引用語 食道小細胞癌, 化学療法