セッション情報 一般演題

タイトル 132:

出血を伴った回腸憩室穿通に伴う腸間膜膿瘍の一例

演者 伊集院 裕康(天陽会中央病院 内科)
共同演者 厚地 伸彦(天陽会中央病院 内科), 神山 拓郎(天陽会中央病院放射線科), 通山 めぐみ(天陽会中央病院検査部), 河野 竜二(天陽会中央病院検査部), 高濱 哲也(天陽会中央病院外科)
抄録 症例は81歳男性. 狭心症 糖尿病にて通院中(冠動脈ステント挿入されワーファリン バイアスピリン 内服中)). 下痢が数日前から止まらず夜も眠れず来院した.理学的に右下腹部に圧痛あるも腹膜刺激症状なく腹鳴良好であった. 採血にてWBC12000 CRP 17と炎症反応亢進. 腹部エコー CTにて小腸憩室穿通 腸間膜膿瘍と診断し絶食 抗生剤にて経過を診た 炎症反応は軽減してきた. 入院8日目に大量下血 腹部CTにて 出血を伴った回腸憩室穿通に伴う腸間膜膿瘍と診断し緊急手術した. 術後経過良好で下痢消失した.回腸憩室は比較的まれな疾患であり穿通に伴う膿瘍 出血をCT エコーにて診断したので報告する.
索引用語 回腸憩室出血, 腸間膜膿瘍