セッション情報 | 一般演題(口演) |
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タイトル | 219 医用動画像・生体情報モニタ同期記録システムの使用経験 |
演者 | 田中聖人(京都第二赤十字病院消化器科) |
共同演者 | 白川敦史(京都第二赤十字病院消化器科), 宮永康子(京都第二赤十字病院消化器科), 岡田雄介(京都第二赤十字病院消化器科), 真田香澄(京都第二赤十字病院消化器科), 萬代晃一朗(京都第二赤十字病院消化器科), 鈴木安曇(京都第二赤十字病院消化器科), 森川宗一郎(京都第二赤十字病院消化器科), 釜口麻衣(京都第二赤十字病院消化器科), 河村卓二(京都第二赤十字病院消化器科), 郡靖裕(京都第二赤十字病院消化器科), 酒田宗博(京都第二赤十字病院消化器科), 河端秀明(京都第二赤十字病院消化器科), 盛田篤広(京都第二赤十字病院消化器科), 上田モオセ(京都第二赤十字病院消化器科), 西大路賢一(京都第二赤十字病院消化器科), 宇野耕治(京都第二赤十字病院消化器科), 安田健治朗(京都第二赤十字病院消化器科), 中島正継(京都第二赤十字病院消化器科) |
抄録 | 【はじめに】Medica1 Forensic System(以下本システム)動画像生体情報を同期させ表示保存しうるシステムである優れた情報の保存性閲覧性を備えた本システムを内視鏡診療に応用する機会を得たので報告する.【目的と方法】1.実地内視鏡診療における動画像と生体情報の同期保存の有用性の検討通常診療において(特にESD)動画像保存を行いその有用性を検討した.2.内視鏡ライブセミナーにおける利便性の検討内視鏡ライブセミナーにおいて本システムを使用し今までのライブセミナーにおける機器準備や運用面と比較し利便性が向上したか否かの検討を行った.【結果】1.本システムはビデオカメラを実装しており非常にコンパクトな設計であり狭い内視鏡検:査室内でも十分に設置可能であった.ハイビジョン動画記録も可能であり動画ファイリングとしても有用であった.更に処口中のイベントが起こった際の生体情報の確認も出来非常に有用であった.2.内視鏡ライブセミナーにおける高い利便性ERCP関連手技のライブセミナーにおいて本システムを使用した結果内視鏡画像X線透視画像術者の手元操作の3つの動画像をタイムラグなしに切り替えて送信する事が可能であった.更に生体情報を同時に送信できるため生体情報の変化を複数の関係者が監視することが可能でありリスク回避の意味でも有効であった.【結語】動画でのデータ保存において大切なのはこれらの豊富なデータをどのような形で保存運用し二次利用につなげるかという事である.本システムはこの命題に対するひとつの答えになると考える.今後も本システムの有効な利用法を検討して行く所存である. |
索引用語 |