セッション情報 一般演題(口演)

タイトル

247 HCV1型高ウイルス量のC型慢性肝炎に対するペグインターフェロンα2bリバビリン併用療法の治療成績

演者 高橋和弘(九州大学関連肝疾患研究会)
共同演者 古庄憲浩(九州大学関連肝疾患研究会), 梶原英二(九州大学関連肝疾患研究会), 野村秀幸(九州大学関連肝疾患研究会), 田邉雄一(九州大学関連肝疾患研究会), 増本陽秀(九州大学関連肝疾患研究会), 丸山俊博(九州大学関連肝疾患研究会), 中牟田誠(九州大学関連肝疾患研究会), 遠城寺宗近(九州大学関連肝疾患研究会), 東晃一(九州大学関連肝疾患研究会), 下野淳也(九州大学関連肝疾患研究会), 酒井浩徳(九州大学関連肝疾患研究会), 下田慎治(九州大学関連肝疾患研究会), 林純(九州大学関連肝疾患研究会)
抄録 【目的】HCVI気高ウイルス量のC型慢性肝炎に対するペグインターフェロンα2b(PEG-IFN)+リバビリン(RBV)併用療法でSVRに関与する因子について肝組織診断を含めて多施設で検討した.【方法】2004年12月より2007年7月までにPEG-IFN+RBV併用療法を導入されウイルス学的効果判定の可能な症例のうち肝生検で投与前の組織学的検討が可能であった且CV1型高ウイルス量のC型慢性肝炎354例、肝生検組織を含めた背景因子およびウイルス消失時期投与量投与期間等の治療要因とSVR率との関連を検討した【成績】全体のSVR率は42.1%(149/354)であった主な背景因子別SVR率は性別(男性/女性)では(47.8%/36.0%)年齢では(50歳〉/50-64歳/65歳≦)で(71.0%/41.5%/21.7%)HCV量では(100-999/1000-4999/5000一)(45.2%/39.0%/47.6%)A因子では(AO/A1/A2/A3)で(一/51.0%/40.1%/23.8%)F因子では(FO/F1/F2/F3/F4)で(47.8%/55.9%/419%/23.4%/23.8%)PLT値別では(16万〉/≦)で(28.2%/55.7%)であった治療要因別のSVR率はPEG-IFNの総投与量では(60%〉/60-80%/80%≦)で(22.1%/255%/M.9%)RBVの総投与量では(40%〉/40-60%/60-80%/80%≦〉で(23.2%/37.7%/65.7%/58.8%)投与期間では(12週〉/12-24週/24-36週/36-48週/48-52週)で(0%/182%/20.0%/353%/49.4%)でEVR別では(EVR/non-EVR)で(7.5%/70.1%)であった.SVRに寄与する因子として背景因子のみの多変量解析では年齢TGTP値PLT値およびHb値が有意な因子として抽出され治療要因も加えた多変量解析ではEVRの達成年齢PLT値PEG-IFNの総投与量:が有意な因子として抽出された.【結謝年齢とPLTは治療要因を加えた検討においても治療抵抗性の要因であった治療要因としてはEVR総投与量が重要であった
索引用語