セッション情報 | 一般演題(口演) |
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タイトル | 342 PETによるFDG胃集積と内視鏡所見の比較 |
演者 | 安田聖栄(東海大学消化器外科学) |
共同演者 | 武智晶彦(東海大学消化器外科学), 石津和洋(東海大学消化器外科学), 前田裕次(東海大学消化器外科学), 鈴木俊之(東海大学消化器外科学), 貞廣荘太郎(東海大学消化器外科学), 太田雅弘(四谷メディカルキューブ), 伊藤慎芳(四谷メディカルキューブ), 幕内博康(東海大学消化器外科学) |
抄録 | [目的]FDG PETではブドウ糖代謝の高い部位にFDGが高集積するPETが臨床で広く用いられるようになったがPETで胃にびまん性高集積がみられることがあり原因は明らかにされていない.今回PET画像と内視鏡所見の両者を比較し関連を調べた.[方法]PET検査と内視鏡を同日に受けた113人(M68F・45平均年齢52歳)を対象に両者の所見をretrospectiveに比較した。内視鏡所見で胃粘膜の炎症を示す発赤びらん出血を今回”胃炎”とし程度をnormalmoderatesevereに分類した.またPETでFDGのびまん性胃集積をlowmoderatehighに分類し両者を比較した.[結果]PETでのFDG高集積(h量gh)は113人中18人(15.9%)に認められた.そしてFDG集積程度と内視鏡的”胃炎”の程度に有意の関連が認められた(p<0.0001)(表).[結論]胃の炎症を示す発赤びらん出血はPETでのFDGびまん性脳集積の一つの原因と考えられる. |
索引用語 |