セッション情報 一般演題(口演)

タイトル

419 切除不能の胆道癌に対するゲムシタビン+S1併用化学療法(パラレルI相試験)

演者 井岡達也(大阪府立成人病センター検診部消化器検診科)
共同演者 田中幸子(大阪府立成人病センター検診部消化器検診科), 石田哲士(大阪府立成人病センター検診部消化器検診科), 高倉玲奈(大阪府立成人病センター検診部消化器検診科), 高野保名(大阪府立成人病センター検診部消化器検診科), 中泉明彦(大阪府立成人病センター検診部消化器検診科), 江口英利(大阪府立成人病センター消化器外科), 山田晃正(大阪府立成人病センター消化器外科), 大東弘明(大阪府立成人病センター消化器外科), 石川治(大阪府立成人病センター消化器外科)
抄録 【はじめに】平成18年からゲムシタビンが胆道癌に対して適応拡大となったがその効果は十分ではない.今回我々は切除不能の胆道癌に対してゲムシタビンおよびSlの併用化学療法の1相試験を行ったので報告する.【方法】対象はT病理組織が確認された切除不能の胆道癌である.投与方法は図表のとおりである.文書による同意を得て対象患者を1)癌種2)パフォーマンス・ステータスの2因子により最小化法を用いて無作為に割付けしA法とB法を並行して1相試験を行った尚観察期間は8週間と設定した.1結果】平成19年11月時点で合計35例が登録されA法に18例そしてB法に17例が無作為に割り付けられたA法についてレベル4でDLTが3例認められMTDと判定されたB法については現在レベル4について経過観察中である【まとめ】患者背景をそろえて1相試験を同時並行して実施することにより十分な投与量の向上が可能なレジメンの探索を試みた
索引用語