| セッション情報 | 一般演題(口演) |
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| タイトル | 431 PMX-DHPCHDFにて救命しえた急性閉塞性化膿性胆管炎の1例 |
| 演者 | 中沢和之（向陽病院消化器内科） |
| 共同演者 | 岡政志（和歌山県立医科大学第2内科）, 新垣直樹（向陽病院消化器内科）, 白木達也（向陽病院消化器内科）, 上田和樹（向陽病院消化器内科）, 太田有紀（向陽病院消化器内科）, 西村道彦（向陽病院消化器内科）, 中田博也（和歌山県立医科大学第2内科）, 一瀬雅夫（和歌山県立医科大学第2内科） |
| 抄録 | 急性閉塞性化膿性胆管炎は敗血症性ショックから多臓器不全に陥る予後不良な疾患である．今回我々は呼吸不全急性腎不全播種性血管内凝固症候群（DIC）を合併した急性閉塞性化膿性胆管炎の1例を経験しポリミキシンB一計ンドトキン吸着療法（PMX－DHP）持続血液濾過透析（CHDF）を施行し救命しえたので報告する．症例は78歳男性．意識障害上腹部痛を主訴として救急受診．体温38．1℃．血圧90／50mmHg脈拍100／分．眼球結膜黄疸を認めた．血液ガス分析pO2505％pCO231％．血液検査では肝胆道系酵素上昇を認めた．腹部CT検査では胆嚢の腫脹と総胆管結石を認め経皮経肝的胆嚢ドレナージを施行した．第2病日FOYドパミンの持続点滴．第3病日DIC score 7点腎機能障害が著明になりPMX－DHPを2日間施行．同時に血液透析（HD）を施行第5聾心呼吸状態増悪のため気管内挿管にて呼吸管理．第7駐日からCHDFを12日間施行した．以後且Dを週3回施行し全身状態は改善した．第23病日内視鏡的乳頭切開術油石術を施行した．第29病日HDを離脱食事も開始した多臓器不全に陥った急性閉塞性化膿性胆管炎の1例を経験し救命しえたので報告する． |
| 索引用語 |