セッション情報 | 一般演題(ポスター) |
---|---|
タイトル | P017 交換時に用いる胃ろうボタンの長さに関する検討 |
演者 | 稲森正彦(横浜市立大学消化器内科) |
共同演者 | 日下部明彦(横浜甦生病院緩和ケア科), 廣川智(横浜市立大学消化器内科), 秋山智之(横浜市立大学消化器内科), 秋本恵子(横浜市立大学消化器内科), 池田多聞(横浜市立大学消化器内科), 坂本康成(横浜市立大学消化器内科), 飯田洋(横浜市立大学消化器内科), 遠藤宏樹(横浜市立大学消化器内科), 米田恭子(横浜市立大学消化器内科), 藤田浩司(横浜市立大学消化器内科), 米田正人(横浜市立大学消化器内科), 高橋宏和(横浜市立大学消化器内科), 後藤歩(横浜市立大学消化器内科), 阿部泰伸(横浜市立大学消化器内科), 桐越博之(横浜市立大学消化器内科), 小林規俊(横浜市立大学消化器内科), 窪田賢輔(横浜市立大学消化器内科), 斉藤聡(横浜市立大学消化器内科), 中島淳(横浜市立大学消化器内科) |
抄録 | 目的:近年の内視鏡的翻ろう造設術の広まりに関連し司ろうボタン交換症例が噌朝している.交換時に必ずしも同じ長さのものが挿入されるとは限らないがあらかじめ多くの種類の製品を揃えて置くには経済的空間的な限界がある.成書には「栄養状態の改善と共に交換の際長いサイズを必要とする.」と書かれているものも多い.我々は第12回HEQ研究会にて当院における交換の現況を報告したが今回ボタンの長さと推移に着目し検討を行った.方法=平成19年6月から8月までに横浜市立大学附属病院にてカンガルーボタンの交換を行った症例を後向きに検討しのべ52回交換を対象とした年齢性挿入時期現疾患挿入部位等とボタンのサイズ(長さ太さ)を集計検討した.特に継続して交換している症例についてその推移につき検討を加えた.すべての症例において内視鏡あるいは造影にて交換後の確認を行なった.結果:(1)ボタンの長さの平均値は326cmで3cmのものが最も多かった.(2)62%の症例では同じサイズのものが挿入されていた.(3)初回ボタン挿入例より交換例の方がサイズの長い傾向が見られた.(4)しかし長いものだけでなく短いものに交換する症例も散見された.結論:交換の際あらかじめどの製品を用意すればよいかについては一定の結論を得なかった.前後のサイズのものも含め用意するというやり方が実際的かもしれないが今後の検討が必要である. |
索引用語 |